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「来ないんだったらこっちから行っちゃうよ?」
俺は、そんな事言われても、気にしない。何分かたって、雨竜がプールの中に飛び込んだ。そのまま、こちらに向かって泳いで来る。俺は、逃げようとした。だが、誰かに足を掴まれていて動けなかった。
「追いつめたよ…子猫ちゃん❤」
媚薬が入っているビンのふたを開け、自分の口の中に入れて、俺に口移しで入れて来た。ゴクンと飲むと、一瞬で息が荒くなった。
「本当に効くのが早いねぇ」
雨竜の顔が近づいて来た。そして、さっきの口移しのキスより、今のキスがとても優しく深いキスだった。
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