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それだけ言って、雨竜は用事があると言って去っていった。太陽は、隣の部屋の人に挨拶するために隣の部屋のドアを叩いた。
「は~い!誰ですか?」
と言って、一人の男の子が出てきた。その男の子は、髪の毛を真ん中分けにして、色はうすい銀髪。瞳の色は深い緑色。その瞳に、吸い込まれそうになった。
「あ…俺太陽です。よろしく」
と自己紹介をしながら、ぺこりと頭を下げて、お辞儀した。うすい銀髪の男の子は、
「あっこちらこそ。僕は深津誠です。よろしくね」
とこちらも、自己紹介をした。誠は、ニコッとした。それが、可愛いと思って俺の心が温かくなって、ドキドキしてきた。今すぐ抱きしめてあげたくなってきた。そんな事も知らずに、誠は頭の上に?を出している。
「それじゃまた…」
と言い、またお辞儀をした。そして、部屋の中に入って行った。太陽は、ベッドに寝ころんでぼーっとしていた。その中にはニコッと笑っている、誠を思っていた。
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