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「太陽ー。プール行こ❤」
朝。寝起きの俺にいきなり話しかけて来た雨竜。
「そんな金無いし…」
俺はもぞもぞとふとんの中に潜る。
「金なんか要らないよ。だって無料だもん」
そうだ雨竜の家は、無駄に金持ちなんだ。
「わぁい!プールだプール!」
元気だな…雨竜…
「ほら!太陽もっ」
しょうがなく、俺はプールに飛び込んだ。ぷはっと顔を出す。雨竜はニコニコしてるけど…いやな予感…
「これ使おっかな?」
雨竜が持っていたものそれは……………
媚薬!!
やられる…雨竜にやられてしまう。
「いっ嫌だからな!!」
クスッと笑う雨竜。妖しい…
「さあ、おいで。僕の子猫ちゃん」
猫じゃねぇよ…人間だ!!ったく、雨竜め…これが目的だったのか。騙された俺もバカだけど…
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