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「ふぃー。ダルかった」
ユキマは自宅に帰って来た瞬間に身に着けている服や武器を放り投げると、下着一丁で居間に寝転がってテレビを見始めた。
観ているテレビは格好に似つかわしくない政治のニュースだった。
「さっきは助かった。まさかお前に助けられる日が来るとは思わなかった。ありがとうな」
ユキマはテレビから目を離し口角をニヤリとさせた。
「まあ僕は最強だからね。
何かあったらまたやるよ」
(何でこいつが最強なんだろうな)
と男は心の中でで悪態をつきながらも、もう一度お礼を言った。
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