何者かな?

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「じゃあユキマ。オキュウカ学園はちょうど3日後に新学期だから、その時までに場所だけでも覚えておけよ。 寒くなるから防寒具も忘れずにな」 ジトは魔力切れてて疲れたから寝ると言って、違う部屋に行った。 「ユキも今日はお疲れでしょうから、ジトさんと一緒に寝たらどう?」 「うん。じゃあ僕も寝るよ」 ユキマはあくびをした。 実はユキマはジトを助ける前に、魔物よりも位の高い魔獣達を相手に、単身で乗り込んで力を尽くしていたのだ。 「じゃあお休み」 トボトボとジトのいる部屋に、ユキマは入って行った。 「お休みなさい」 レアンはずっと慈愛に満ちた顔で微笑んでいた。
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