2608人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあユキマ。オキュウカ学園はちょうど3日後に新学期だから、その時までに場所だけでも覚えておけよ。
寒くなるから防寒具も忘れずにな」
ジトは魔力切れてて疲れたから寝ると言って、違う部屋に行った。
「ユキも今日はお疲れでしょうから、ジトさんと一緒に寝たらどう?」
「うん。じゃあ僕も寝るよ」
ユキマはあくびをした。
実はユキマはジトを助ける前に、魔物よりも位の高い魔獣達を相手に、単身で乗り込んで力を尽くしていたのだ。
「じゃあお休み」
トボトボとジトのいる部屋に、ユキマは入って行った。
「お休みなさい」
レアンはずっと慈愛に満ちた顔で微笑んでいた。
最初のコメントを投稿しよう!