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自分が
出血している事に気付いた
まさに
その時
―‐…バキンッ!
「っ!?」
何か
硬い物が……
「痛ってぇーっっっ!!?」
俺は絶叫した。
何か、とんでもない物が
俺の肌を突き破り
血飛沫を派手に飛ばしながら
出て来た。
―‐…な、何だ…?
いったい何が………‐―
「……角?」
角だった。
少し曲がっていて、先の鋭く尖った
まるで、闘牛のような
角だった。
背中には、ペタペタとした
コウモリのそれよりは骨張った羽。
尻には、ゲーム機等に使うコードより
若干太目の
先が、矢尻のように尖った尻尾。
「……えぇー………」
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