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いつか眠りにつく前に…。
涙の小瓶が
溢れて流れるのは
きっと悲しい事が
あったから。
誰も彼もがやさしい此処は
幸福な夢?それとも現実?
血にまみれる真っ白な薔薇
響き渡るのは少女の声。
溢れる涙は止まらない。
夢はいつしか醒めるもの
現実が質感を持って蘇る。
“…たのしかった”
微かな最後の言葉ですら
誰にも届かず消えて、
キミの事もいずれは忘れる
無くしたモノは
かけがえのない子。
いつか眠りから醒める前に…。
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