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修業の始まり
組の預かりの為、車に乗り込み俺の親である岡島の親父と久賀くんと3人で組事務所までの2時間色んな話しをしながら向かった。
親父は俺に昔話をしだした。
「龍吾、お前は山ニ抗争の事知ってるか?」
と言われた。
山ニ抗争とは関西最大組織の跡目争いの事だ。
俺は親父に
「抗争があったのは知ってますけど」
すると親父は
「当時わしは鉄砲玉やったんや」
俺は
「え?昔パクられてたんはそれやったんですか?」
「そや。それやしお前もいつでも行ける覚悟と用意しとかなあかんぞ」
と言われた。
(いきなりのジャブかい!)と思いつつ
「はい!いつでも行く覚悟してます!」
とか格好つけてみた。
親父は
「それと可愛い子がおったらちゃんとわしにも紹介せぇや」
とか言っていた。
以外にすけべなおっさんだった。
このスケベなおっさん実はエライ事命令して来ますが親父の名誉の為に控えさせて頂きます。
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