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「うぁー!!来週テストとか本当に勘弁してくださーい!!」
俺の名前は神ノ木 雄太(カミノキ ユウタ)。高校2年生にして、中間テストに追い込まれている男だ。
来週には学校の中間テストがある。勉強は全然してないし、する気もない。当たり前だろ??
「確かになー…全部選択問題とかにしてほしいよな♪」
そう言って俺の肩を掴んできたのは、俺の最高で最悪の親友、佐藤 大吾(サトウ ダイゴ)だ。中学からの親友で、気は合うヤツなんだが…頭が良いのがなんとも許せない。
「どんな問題だってお前は楽勝だろーが。」
俺は大吾の手を払う。
「まーまー。もうホームルームも終わったし、とにかく帰ろうぜ!!ゲーセンでも寄ってくか??」
大吾が俺に聞いた。
俺に勉強させない気だな…??しないけどさ。いや、それよりも……
「いや、今日はいいや…真っすぐ帰る。明日にしようぜ。」
正直、体がダルかった。熱でもあるような…体がフワフワ浮く感じ。
今思えば…ココから俺の体は変化していたのかもしれない。
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