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優しく頭をなでてくれた手は鋭く長い爪が生え、毛むくじゃらに
小さい自分にいつも歩幅を合わせてくれた足も大きく毛むくじゃらに
優しく微笑んでくれた顔も口は裂け、歯も鋭くなっていった
「………あ………あ……」
白夜は呆然とそれをみるだけ
現長の白夜の父、秀作
さすがに魔力が高く大きかった
「………父……さん……母……さん……」
よんでも返事をしない
冷たい目で自分をみつめる
そして白夜に向かって攻撃を始めようとしていた
父が口に魔力をためる
母は爪を光らせる
「………いや……や……」
白夜は腰を抜かし動く事ができない
父の口からは電流
母は手を振り下ろした
グサッ
ビリビリッ
「ぐわっ!!!」
「じーちゃん!」
白夜を一慶がかばった
「………大丈夫か………白夜……」
「じーちゃん!」
一慶は倒れた
白夜は周りをみた
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