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そして12年の時が流れた
白夜は長として皆に頼られていた
子供も増えた
「長!遊んで!」
子供が8人ほど白夜のもとへ来た
皆8歳
そのグループのリーダーが市(イチ)という男の子だった
「また?俺忙しいんだけど」
「長いつもボーッとしてるだけじゃん」
「長が仕事してるとこみたことなーい」
子供達は笑う
「………うるせー……お前らも暇なら魔法使えるように修行しろよ」
「長も修行しろよー」
「長って魔法使えるの?」
「みたことなーい」
「使えるし!なめんな!」
白夜はムキになり言い返す
「みたい!!」
「え?」
見たいコールが響く
白夜は後悔した
その時
「!」
白夜は魔力を感じ取った
「お前達家に帰れ!」
「は!?」
「帰れ!そして出るなよ!!」
そう言って白夜は東の門へと走った
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