Case1 出会い

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「はいはい、それじゃあ明日に」   電話を切ると、またため息がでた。 電話のために絞ったテレビの音量をもとに戻す。 どかっとベッドに腰掛けると、テレビをぼーっと眺めた。   いつものパターンだよなあ…   基本的に俺は女の子を楽しませることは得意だ。 前に通っていた飲み屋の女の子たちにも引っ張りだこだったのは、俺だったにちがいない。   盛り上げ役ってやつ? …損なのかなんなのか   ただ、一つ言うなら俺は彼女達にとっていい人とか、おもしろい人で終わってしまうことだ。
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