プロローグ的なモノ

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250X年   人類わ核戦争によって引き起こされた傷跡の残る地球でも何不自由なく生活していた。   いや、むしろ戦前より快適な生活をおくっていた。   消費税わ15%で煙草わ一箱1300円だが、生活わ快適になっていたのだった。   が、しかし魔の手わすぐそこまで近づいていたりいなかったり…たぶん近づいてると思われるのであった…と、ゆぅコトを知る者わ知るよしもなかった。   結局、誰も知らんのだ。(多分)      一見、平和そうに見えるこの国の名わ【平和】。   そのまんまの名前やん!   と、思われがちだが読み方わ【ピンフ】と読む。   「別に読み方なんてどうでもいいよ」と思われがちだが、あとあとキーポイントになるのでチェケラ。   その街にある探偵事務所に、一人の女性が入ってくるコトにより物語が始まったと言っても過言でわないだろう。   女性の名わ【池袋キャ美】。   セミロングの美しい髪の頭頂部だけ黒くてプリンのような21歳で、美人とゆうより可愛らしいイメージだ。   キャ美の話を一通り聞き終えた男わ煙草の煙で輪を作りながら口を開いた。   「なるほど…貴女の話わ解りマシタ。その謎の組織の調査と壊滅が依頼内容デスネ?」   「いや、全然違います。家から逃げ出した犬のラーションの探索です。何!?謎の組織って!?何をどう聞き間違えたらそうなるの!?アンタの頭中学生!?部屋のごみ箱から生臭い異臭してんぢゃないの!?」    憤慨したキャ美わ応接席に置かれたアッツアツの梅コブ茶を湯飲みごと男の鼻と上唇の間の…何かこぅ何か溝みたいなトコに叩きつけて事務所から出て行った。     残された男わ散らかった事務所を歯茎と鼻から血を流しながら片付けていた。   男の名わ「指宿パンタロン三世」。   探偵だ。
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