第四章・―お約束―

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 一つ、重要な事を忘れているような気がして、ストブルーが申し訳無さそうにしながら、更にきつい突っ込みを入れる。 「当社比も何も、俺達貴方の元の大きさなんて、最初から知らないんですが」  その突っ込みに、今までにない規模の大きな爆発が起こり。  さすがに避けきれなかったのか、見事にその攻撃に当たったネオ・怪人マブイ(仮)が地面にひれ伏し、口元からわざとらしく血などを垂らしながらも、悔しげに叫ぶ。 「お、おのれぇ。ストブルーめ! この技術の最大にして唯一の弱点に、よくも気付いてくれたなぁぁぁ! マスタースカル(仮)様ぁぁ、申し訳ありません。私、ネオ・怪人マブイ(仮)はもう……!!」  瀕死の状態に追い込まれていそうなのにも関わらず、まだそんな事をしている余裕があるのか。  かなり芝居がかった言葉遣いでそう叫び終えると、何故か天に片手を伸ばし、そのまま爆発して粉々になってしまった。
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