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「いい加減にして下さいよ」
いつもの広場、いつものようにギャラリーや警察が集まったその輪の中心で、いつものように、呆れたような声音でストブルーが呟いた。
目の前にいるのは、戦隊モノよろしく着ぐるみ紛いの衣装に身を包んだ。
今回の敵の中ボスとも言える、怪人小袖の手(仮)だった。
「ふっふっふ、貴様がそんな軽い口を叩けるのも今の内よ」
怪人小袖の手(仮)は、今まで散々ストブルーの攻撃にさらされていたのか。
最早ボロボロの状態だったが、それでも不敵に笑うとストブルーを見る。
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