夏の夜

4/5
前へ
/5ページ
次へ
そうっと影のほうを見ると何も居なかった。 怯えすぎてる自分がおかしくて、クスリと笑った。 早く寝なきゃ… 自分の部屋へ向かう。 「…?」 物音が聞こえた気がした。不安になった私は足を早める。 階段までもうすぐ…! 階段を上ろうとした瞬間、私の体は動きを止めた。冷や汗が止まることなく流れる。 「…あ…ぃや…ぁ…きゃあああああぁぁ!」
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加