初恋
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瞬時、春香が息を止めた気がしてあたしの心臓はキュッとすぼまる。 後悔した。 言わなきゃ良かった。 黒目がちの春香の真っ直ぐな視線が、あたしの動揺を大きくする。 日に焼けた彼女のポッテリとした唇が言葉を探して小さく息を吸う様に、 思わずドキッとした。 その微妙な顔の角度だとか、線の柔らかさだとか、同時に持つ真っ直ぐさだとかが、 凄く綺麗。
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