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「ごちそうさまでした」
「うん!」
俺は食器を片付けに行こうとしたのだが……
「あたしがやるよ」
「あ、うん。わりぃな」
姉貴が食器を片付けてくれた。なんか俺がパシってるみたいじゃないか?いや違うんだ。俺は無実なんだぁ!
……声に出てた? だって姉貴がキョトンとした顔でこっち見てるんだもん。逃げよ。
俺は全力で部屋に駆け込んだ。まあその後すぐに姉貴が部屋に来たのは言うまでもないがな……ハハハハハ。
「直紀、一緒に寝y「だが断る」
「わかった……」
そう言って姉貴は部屋に戻っていった。
ん? 今日は珍しく素直に戻っていったな?
絶対危ないな。警戒しなきゃな。そう思った俺は部屋の電気を消し寝たふりをした。
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