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彼が笑いながら話してくれた話。
その時は軽く聞き流していたのに。
どうしてこんなに気になるのだろう?
優が考えていると、突然、部屋の中から優以外の声がした。
「何をそんなに悩んでいるのよ?」
「うわぁぁぁっ!!」
「…貴女、失礼ね」
優はビックリしてベッドから落ちそうになった。
なんとかバランスをとり、落ちずにはすんだ。
が、頭を壁に驚いた拍子に思っきりぶつけてしまった。
「~〇☆△□!?」
優が頭を押さえて痛がっていると、声の主はそんなのは全く気にせず優の方へ近づいて行った。
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