はじまり

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入ってきたのはなんと!!! 「おい!!二ノ宮!!お前は初日から遅刻か!!」 「………」 「もう少しちゃんとしろよ!!」 「うるせ‐よゴリラ」 龍哉くん…それは禁句じゃないかな? その言葉をきいた担任は顔を真っ赤にして怒鳴った。 「二~ノ~宮~!!!!後で職員室にこい!!!!!!」 そこでチャイムがなった。 担任はいかにもゴリラ的な歩き方で教室からでていった。 龍哉くんといえばなぜか私の隣の席へ… もしかしてもしかすると…席となりっスか!!!よっしゃ!!しゃべりかけよ!! 「ねぇねぇ!!龍哉くん!!」 「あぁ!?」 びくっ!! 「あ~えっと友達になって!!てかメアド教えてよ!!」 「……」 なんか答えてよ~…ん?周りから視線が… 「おい…あいつ二ノ宮にしゃべりかけてんぞ」 「やばくね?」 え?どうして?なんで龍哉くんとしゃべっちゃだめなの? 「ねぇ龍哉く…」 いつのまにか龍哉くんはいなくなっていた。 .
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