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出会いは突然だった
周りの奴らがブラウン管の中に狂喜乱舞する日常で、クラスでも目立たない奴が『間違ってねーちゃんが買って来たんだけど、聞いたら気持ち悪くなった…』とその音源を持ってきた
「はぁ？気持ち悪い音楽？貸してみろよ」半ば強引に借りた俺は、その夜それを聞いた
気持ち悪くは成らなかった…
がっ！
凄い衝撃だった
「ロマンチスト」から始まり、「ワルシャワの幻想」まで一瞬で終わった
「なんだこりゃ…意味解んねー」
寝るまで何度も聞いた…
起きても聞いた…
『朝からうるさい！』
親に怒鳴られても関係無かった…
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