白いキャンバス

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なにもない空間にはいつの間にか女の子が持ち運んできた荷物がありました。 「んー、なんかすんごく久しぶりに仕事する気がするなぁ…………」 「そりゃそうでしょ。なんせ最後に仕事した日からかなり日がたってるんですから」 そう言えばそうだね、と若者は荷物をあさりながら言いました。 「…で、今回の注文はなに?」 「【森林】だそうです」 「これまた大きな注文をしてくれるもんだねぇあの人は………」 そう呟き若者は荷物の中から3つの物を取り出しました。
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