●第1章●

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私、朝比奈 優は今日から高校生になりました。 合格した高校に着いたとき、親友の桜井真奈ちゃんが門の前で私を待ってくれていた。 ――――――― ――――― ――― 「真奈ちゃん、おはよっ。」 「優、遅いよ。何分待ってたと思ってるのよ。」 待ち合わせの時間の30分も遅れていた。 「ごめんなさいぃ」 「優が遅すぎるからクラス分けの表、先に見ておいたわよ。」 「ありがとっ。どーだった?」 「私も優も一緒のAのクラスよ。」 。
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