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「何だ、そっちですか」
そっちって、どっちを期待してたんだよお前？
「モアイキングになると、百年ほどイースター島の上で世界の全てを統治するのです」
「百年！？ ちょっと待ってよ、自分の生活はどうなるのさ？」
「エイタさん、良いですか？」
不意にミニモイがマジメな顔になり、人差し指を僕に突きつけた。
「？」
「考えてみて下さい。アナタが人として一生を終えるのと、神となって世界を裁く。どちらが大事だとお思いですか？」
……。
ようするに、お前の人生なんて知ったことかって話だよね。コレ。
「さぁエイタさん、向かいましょうイースター島に！」
「拒否する！！」
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