5人が本棚に入れています
本棚に追加
「……らんっ!!」
1分ほど続いたドラムロールが終わり、ミニモイは大きく息を吸った。
「モアイ・キングとは、文字通りモアイの王様のことです! そして、あなたはその資格を得たのです!」
「……はぁ?」
「おや、驚かない? そうですか、さすが度量が違いますね」
だってわかんないもん。
どんだけすごいかわかんないもん。
「経緯から説明をば。イースター島をご存知ですか?」
「知ってるけど」
「さすが、博識ですな」
バカにしてる?
「イースター島には、モアイ像が存在します。アレ、実は島を守る戦士なんですよ」
「戦士? 何でそんな……?」
最初のコメントを投稿しよう!