入学式!?

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入学式!?

「裕也起きろ!裕也!?」 「ん...あっ!」気がつけば俺は兄ちゃんに起こされていた。 高校生活初日から兄ちゃんに迷惑かけてしまうことになった。 「いつもごめんね兄ちゃん」 「そんなこと言ってないで学校行かな!」兄ちゃんは嬉しそうな顔で優しく言ってくれた。 俺は急いで兄ちゃんの作ってくれた卵焼きとパンを食べて歯磨きしてチャリで松山高校まで飛ばした。 入学式は九時から始まるのに今が八時半を回っていた。 俺は焦りながら必死でチャリをこいで飛ばしたらギリギリ間に合った。 松山高校の玄関はボロボロで靴をおくとこが無かったから適当なとこにおいて急いで教室についた。 悪そうなやつがゴロゴロいた。俺はなめられないようにポケットに手をつっこんで肩を揺らしながら歩いた。 そしたらいきなり肩が一人の男に当たった。 「てめぇ俺の肩に当たってくんなや!」ソリコミ野郎が言ってきた。 「きさんが肩に当ててきたやろうもん!」俺は博多弁で話した。 するとソリコミ野郎は「きさん?何それ?」と笑いながら言ってきた。 俺は博多弁が理解できんソリコミ野郎にイライラきて両手で体を上げて机に投げ飛ばした。 ガシャーン。 クラスの注目を浴びた。
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