第6話:サイバーケータイワールドの秘密

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瞳 「次は、これっ!!」 瞳は一体のププを抱きしめるが、またしてもボンという音と共に消えてしまう。 サジタル 「次は、俺の番だ!」 だが、それもハズレだった。 瞳 「ププ……」 瞳は急に両膝を地面に着き跪いた。 奈美 「瞳?」 鈴音 「瞳ちゃん?」 瞳 「いつも一緒に居るのに本物が分からないなんて……  あいつの言うとおり、あたしってホントにオッチョコチョイだね……」 瞳の目からポロポロと涙が零れ落ちる。 奈美 「瞳! しっかりして!」 鈴音 「そうよ! 瞳ちゃん、諦めちゃダメ!」 瞳 「でも、アイツより先に見つけるなんて自信ないよ……」 サジタル 「どうした? 降参か?」 奈美 「降参なんてしないわ!」 サジタル 「じゃあ続けるんだな」 奈美 「瞳……」 鈴音 「瞳ちゃん、見分ける方法が絶対にある筈よ。  よーく考えて、ププと一緒に居た時の事を」 瞳 「ププと一緒に居た時……」 瞳は静かに立ち上がり深呼吸をする。 そして静かに目を閉じた。 鈴音 「そう。  "心の目"と言う奴ね☆」 奈美 「心の目……」 サジタル 「?……」
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