1章 起

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「おはよ-す」 自分の席についてみんなとあいさつを一通り交したあと、隣の席の親友である綾(あや)に話かけた 「綾-課題やった?あたし今日当たんだけど…みしてっ!」 「やだ」 そ…即答ッ!!!!! 「そんなあ…ね、ね、お願い!」 「可愛く言ってもだ-め。 いくら愛しの真水の頼みでも、終わってないし見せれないんだなぁ」 綾がその綺麗なロングストレートの髪をなびかせながら、顔を教科書からあげて、眼鏡を直して言った 「へ…?」 あの課題は完璧にこな「す綾が…長期休業中の課題を始業式にちゃんとだす綾が………どうしたのぉぉお!!!!!」 「……途中から心の声出てるけど。そして課題は当日に出すのは当たり前!」 おっといけね 「うちさぁ何か最近夢見んだよねぇ…ちょっとそれ気になっちゃってさ。まぁ不覚にも課題に手を付けそびれた…と。」 おろろ? これはあれか?デジャウ"?? みんな疲れてんのかな! ちょっと考えてみた(実際には一瞬なんだろうけど) けどまぁ考えてもしょうがないという結論に至った うん 疲れてんだ キーンコーンカーンコーン... 「げ。鳴ったぁぁぁあ!!!」 こうして私は先生にネチネチ嫌味を言われ、たくさんの訳の分からない授業を受けて、学校での1日を終えた……
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