女王様がメイド⁉

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 それがそのメイドさんの名前である。  学校で沢山の友人に囲まれ女王様みたいな沙里紗様とは別の顔だった。  衝撃から立ち直ったのは俺の方が先だった。 「席に案内してくれるかな?」  俺の言葉に沙里紗は目を伏せた。 「大変、申し訳ございません。ご主人様、こちらの席にどうぞ」
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