女王様がメイド⁉

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 俺を席に案内した沙里紗は温かいオシボリを渡してくれる。 「ありがとう」  俺の言葉に頬を高揚させた沙里紗。  学校では見られない顔だ。  こんな表情を見たことがあるのはきっと俺だけに違いない。  店にいる間、俺は彼女だけを見つめた。  彼女の行動。  表情。
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