女王様がメイド⁉
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沙里紗が裏口から出てきたのはそれから五分後の事だ。 沙里紗は俺の姿を見ても驚かなかった。 それどころか想像通りとばかりに瞳を伏せた。 「話したいことがあるんだけど」 俺の言葉に沙里紗は「わかりました」と小さく呟いた。 その姿は俺の知っている物静かで美しい女王様だった。
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