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コンコン
亜姫の部屋をノックする。
そこでは、3人はもう揃ってテーブルを囲んでいた。
「セイかラン次どうぞ!」
そう言うと、沙姫は開いているところに腰を下ろし、課題を広げる。
「じゃ、お先」
嵐が部屋を出て行く。
「そういえば、セイ。セイとランは高校どこなの?」
亜姫の言葉に静はキョトンと亜姫を見て笑い出した。
「亜姫、同じ課題してるじゃん。ヒメと同じところだよ。涼蓮(りょうれん)学園高等部。」
「うわぁ、すごい偶然だねぇ。シン兄は?」
沙姫も尋ねた。
「涼蓮学園大学部。獣医学専攻してるよ」
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