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その言葉に少し自信を取り戻した嵐が言う。
「へへへ。ヒメも知ってたのか。俺がサッカーの全国大会行ったこと」
その言葉に亜姫と沙姫は目を見開いた。
「「ラン全国大会に出たの??」」
「プッ…ラン、知られてないぞ。不憫(ふびん)なやつ」
くくくと静が笑う。
嵐は静かを睨みながら亜姫と沙姫に向かって言った。
「高校でもサッカーやるんだ。よかったら見に来てくれよな!!」
「レギュラーになれたら良いな」
そう言ってまたクスクスと笑う静を嵐がにらみつけた。
「「ランなら大丈夫だよ!!」」
2人の言葉に後押しされるように嵐はそうだといいなと笑った。
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