入学式から波乱の予感

13/40
前へ
/300ページ
次へ
昼休み、屋上で4人で食事を採りながら静と亜姫が自己紹介の時の話をすると、嵐と沙姫は爆笑した後に言った。 「沙姫たちのところも同じようなやり取りがあったよね、ラン」 沙姫の言葉に頷いた嵐が口を開く。 「女は五月蝿かった。男は邪魔だった。」 その言葉にクスクスと笑いながら4人はお弁当を食べ終わる。 「地毛って信じてくれなかった…」 亜姫が呟く。 「「いや、亜姫、地毛じゃねぇじゃん!!」」 静と嵐が突っ込むと、キョトンとした目で2人を見つめた後、そうだねと笑った。 クラスに戻ると、クラス内はザワザワと騒がしかった。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

293人が本棚に入れています
本棚に追加