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次の朝、バンの鳴き声でネロは目が覚めました。
「何?どうしたのバン」
バンは海へと入って行きました。
「ダメだよバンどこへ行くの?」
バンはどんどん遠くへ行ってしまい、とうとうネロは独りぼっちになりました。
その頃ネロのお父さんとお母さんは頑張ってネロの事を探していました。
「ネロー」
「どこへ行ってしまったのかしら」
お母さんは心配しています。
「あの子はまったく。お母さんの言う事を聞かないから」
お父さんは少しイライラしています。
「バン!」
バンは家まで泳いで帰って来ました。
「ネロはどこ?」
「ワン!ワンワンワン!」
バンはお父さんとお母さんをネロの所まで案内をしました。
「ネロ!」
「お母さん!」
ネロは泣きながらお母さんに飛び付きました。
その日からネロは人の言う事をちゃんと聞く様になりました。
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