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焦れた太子が飛鳥文化アタック~龍の舞い~…を繰り出してきた。
「ギャァ――ッ!何か回転しながらタックルしてきたっ」
「いつまでもぐずぐず言わんと、遊ばせろ!
食らえ、金色の涙!!」
「汗を飛ばすな!汚…っ、うわっ擦りつけるな―――!
わ、分かった!分かりましたよ!休めば良いんでしょう、休めばっ」
わーい、と喜ぶ太子を横目に見ながら、妹子は竹中に向き合った。
「…はー汚い…。
……あの、昼から休む旨を申請してきますんで、
僕が帰ってくるまで太子を頼みます」
「……どこまでも真面目なヤツだな…」
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