第一章

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その光線の主は間もなく判明した。体は皮膜のような形をしており、目は大きく頭部には角が生えている。さらに体の中央部には何でも飲み込んでしまう口がついている。手には鋭い爪がついており口元も嘴のように尖っているために大変危険であるように思える。 -こいつは宇宙怪獣ベムスターだな… 宇宙怪獣ベムスター。初めて地球に姿を現した時にはウルトラマンジャック(新マン、帰ってきたウルトラマンとも表記される)を一度倒してしまうほどの実力を持つ怪獣である。このベムスターは一度敗れたジャックが、ウルトラマンとウルトラセブンに託されたウルトラブレスレットにより頭、右手、右足、左手、左足に分解して倒した。その後も何回か地球に飛来した記録のある恐るべき宇宙怪獣なのである。
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