第一章

6/10
前へ
/269ページ
次へ
ベムスターは案の定再びザムシャーに向かって来た。ザムシャーは向かって来たベムスターを虎徹で受け止めると、和泉守兼定を腹部に突き刺した。するとベムスターはニヤリとした表情を浮かべ、それと同時にザムシャーの右腕が和泉守兼定ごとベムスターの腹部へと吸い込まれそうになっていく。 -このままでは和泉守兼定ごと俺の右腕がやつに吸い込まれてしまう… ザムシャーはとっさに左手に握った虎徹を横になぎはらった。ベムスターの首が吹っ飛んで腹部の吸い込みも無くなった。 -このベムスター、俺のことを最初から敵だと決めつけて襲ってきたかのようだった。これはどうも気になるな… ザムシャーはウルトラマン達の故郷へと向かって行った。幸い光の国はザムシャーがいる位置から比較的近い場所にあった。
/269ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加