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私が夢見ていた薔薇色の人生がこの言葉により一瞬で打ち砕かれた…
「まぁまぁ私達も色々考えたのよ…」
いやいや考えてくれてないじゃん!!
「海智が行く嵐榎学園には女子バスケットボールチームがないんだ…だから、父さんの友達が校長だから頼んで特別に男として入学させてもらうことになったんだ。そしたら男子とだが海智の大好きなバスケットボールができるだろ?」
『そうだったんだ…お父さんありがとう!!』
私はお父さんとお母さんの優しさに感動したよ…
バスケができるならそんな苦労惜しまない!!
やってやろうじゃん!!
上等だよ!!
ぎゅっと拳を握り締めた。
海智は一人で燃えていた。
お父さんとお母さんの作戦にハマったとは知らずに…
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