ジェイ国の悪夢再び

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ジェイ国の悪夢再び

オーバー・プラス作戦から私はしばらく軍を離れ、家族や友人・近所の住民とともに平和な生活を送っていた。 しかしその生活はまたも長くは続かなかった。 オーバー・プラス作戦から1年後のある朝、自宅のチャイムをしつこく鳴らす者がいた。 ドアを開けるとあの軍人だった。 手には大統領命令の文書とサプレッサー付き銃を持っている。 私はもう呆れて「またですか?もう戦争には手を出したくないんですが」と言った途端銃口を向けてきた。 「大統領命令である。拒否したら反乱罪で銃殺だ」 1人が私の頭に銃口を突きつけたのだ。 もう戦争はシミュレーションゲームだけにしてほしいがそうは行かないようだ。
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