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掃除場所に行き、男子と女子で別れて、1階から3階に別れて掃除を始めた。 1階は咲盛さんで、2階はもう一人の女子、3階はおれと高松だった。 「喘息は辛いもんなー」 階段を箒で掃いていた高松が、突然しゃべりだした。 「へっ?」 「いや、おれも喘息持ちだから、わかるっていうかさ―」 「高松くんも、喘息持ちなの?!」 「ん」 高松は短く返事をすると、掃除に集中し、静かになった。
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