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奈雲「助かる、岬。」
その後、鍵を閉めて外の様子が落ち着くまでジッとする正樹と岬を含めた8人
正樹「『奴ら』は…一体なん何だ?」
奈雲「さあな。」
栗田「…ゾンビだよ。」
唐突に口をひらく一年三組の栗田 直志
正樹「ゾンビ?」
栗田「そう、ゾンビだよ。人肉を喰らう歩く死体…ロメロの映画によく出るアレだ。知ってるだろ?ロメロ。」
正樹「あ、ああ、ショーン・オブ・ザ・デッドっていう映画は見た事ある。」
栗田「それロメロじゃねーよ。…まあ、用は映画によくでる化け物だな。」
奈雲「それが今、この現実にも出ていると?」
栗田「ああ、そうだよ。お前も見たろ?原因は知らねーが…ありゃ正しくゾンビだよ。」
岬「ゾンビでも何でもいいんだけどさ…これからの事を考えた方が良くない?」
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