始まり告げる絶望の香り

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奈雲「い、いや、確かに阿部は死んで…」 栗田「変なところに指当ててたんじゃねぇの、この慌てん坊め。お前もそう思うだろ?阿部。」 栗田が阿部の肩を軽く叩く 阿部「…ぅぅ…。」 栗田「ん?どした?」 阿部「うう…がぁぁぁぁぁ!」 突如、栗田に飛び掛かる阿部 栗田「ひっ!?な、なにすんだよ!?」 阿部の顔に手の平を押し付ける栗田 その時、阿部の口に人差し指が入る ブチリッ そんな音をたてて栗田の人差し指は噛みちぎられた 栗田「ぎっ!?ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!?」 第二間接から喰いちぎられた人差し指から血が噴出する 噛みちぎった人差し指を飲み込んだ阿部は苦痛に悶える栗田に再び襲い掛かる 敬守「や、やめろ阿部ぇ!」 それを後ろから羽交い締めにして取り押さえる敬守
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