おばあちゃん

12/14
前へ
/14ページ
次へ
    受け止めきれてないだけ。 おばあちゃんの事が、大好きだから。 全てが終わり、家に帰って自分の部屋に入る。 そのまま、ベッドに倒れ込む。 頭に浮かぶのは、無数の思い出と、笑顔。 私の名前を呼ぶ声。 大好きだった、おばあちゃんのおにぎりとぜんざい。 全部、思い出。過去。これから過ごす未来には、もう、ない。 おばあちゃん…。 一気に涙が溢れて、止まらなくなった。    
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加