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(シャーリィを水に浸ける)
セネル「ふぅ、これで大丈夫だな。安心したら眠くなってきた……💤💤💤……」
OYAJI「バカ者!何している!」
セネル「!!はいぃっ!いやね…寝てないぞ!ちょっとマブタが重くて閉じてただけだ!」
OYAJI「寝てたやつは大概そういうんだ!
それより、お前水なんかに浸けてその女の子を殺す気か!?」
セネル「大丈夫、モウマンタイってやつだ!」
OYAJI「何がモウマンタイだ!モウマンタイなんて言葉をちゃらちゃら使うんじゃない!」
セネル「なら無問題だ!」
OYAJI「漢字に変えただけだろ!」
(シャーリィの髪が金色に光る)
OYAJI「こ、これは……」
セネル「じろじろ見るな。ふぁぁ……眠い。俺は寝るぞ💤💤💤」
OYAJI「おい、……寝てしまったか……」
シャーリィ「ぅ…ん……」
OYAJI「むっ、目が覚めたようだな」
シャーリィ「きゃあ!?
わ、わたしお金持ってません!それにまだ15だし……」
OYAJI「何を勘違いしている?!?」
シャーリィ「えっ、違うんですか?」
OYAJI「違う。一体どういう事か教えてくれないか?」
シャーリィ「女の子に秘密は付き物ですよ♪」
OYAJI「………。」
OYAJI「海水を浴びると体調を崩し、真水に浸かると元に戻る、だと?」
シャーリィ「はい」
OYAJI「そんな体質、初めて聞いたぞ」
シャーリィ「それはあなたが無知だからですよ」
OYAJI「……それにさっきの髪の光り方、まるで……『輝く人』そのままじゃないか!」
シャーリィ「もっとマシな名前はないんですか?」
OYAJI「内海に立ち上がった『光りの柱』、それに『輝く人』……。言い伝え通りだな」
シャーリィ「はぁ…」
OYAJI「君は一体何者なんだ?」
シャーリィ「1年9組川添珠姫……ではないですよ」
OYAJI「知っとるわ!
……質問を変えよう。何故ここにいるのだ?」
シャーリィ「それは、いきなり目の前に炊いた肉が現れて…」
OYAJI「炊いた肉?」
シャーリィ「じゃなくて、ここは一体何処なんですか?」
OYAJI「遺跡船……ここはそう呼ばれている。」
シャーリィ「船……これが?」
セネル「うわぁぁぁぁぁ!」
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