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「どうしてそんな事が解るんですか?」
「指輪の色ですよ、緑は風、赤は炎、青は水、黄は土、というように色でその人の魔力の属性が解るんですよ」
大和は、ナイフで切った疾風の親指をパクッとくわえてから自分の懐に手を入れてバンソウコウを取り出し、くわえていた彼女の指を口から出してバンソウコウを貼った。
一連の行為が似合いすぎていて疾風は、顔を赤らめながら…彼の顔を眺めていると大和がにっこりと微笑み立ち上がって彼女に。
「さぁ、上にあがりましょ。修業先が決まるまではここで過ごして頂きます」
「はい、お世話になります」
「一人一部屋なんですが…お風呂は露天風呂の混浴だけなんですよ…変な輩もいるので気を付けてください呼び付けていただいたら駆け付けますので」
「は…はい…ありがとうございます」
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