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「私は、草薙疾風です。」
「疾風ちゃんか、よろしくね…一応ここに入ったなら『櫻木』を名乗らなきゃ…まぁ、修業に入ってからでいいけどね。」
「はい、解りました。」
「いい子♪疾風ちゃんのお部屋の右隣には、もう挨拶をすませたのかな?」
「いいえ、まだです」
「それなら、早く行ったほうが良いよ、彼は寝るのが大好きだから」
意地悪な笑みを浮かべてウインクをして、彼女に言い立つように促して疾風の部屋から見て右隣の部屋へ向うと襖が突然開き、中の住人とぶつかり後に転びそうになった彼女を抱き留められた。
「あ…ありがとうございます……あっ!?」
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