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「今日はもう帰ろ…」
明日謝る事にしていざ帰ろうと席を立った時だ。
「颯太!
今日BOCでファンクラブの集会あるから来いよ!!」
いきなり何だ。
「…俺、入る何て一言も言ってねえぞ?」
「いいだろ?
どうせ暇だろうし。
なぁ、会計。」
「俺に金を期待するんじゃねぇ。
第1、気分が乗らねぇ。」
「なんだよ~。
期待してたのにぃ~。」
期待すんな。
つかBocdnald(ボクドナルド)でバーガー食いながらむさ苦しい脳内薔薇色男共が一人の女子について討論している姿なんか誰も見たくねぇ。
気色が悪い。
その場で補導されるのがオチだ。
「…そういや木霊さんのファンクラブって今人数どれくらいいるんだ?」
「おっ!?
まさか入」
「素朴な疑問を出しただけで絶対に入らない。」
「チッ。
…今の所三十人」
「三十!?」
「希望。」
希望かよ。
「…で?
実際は?」
「…」
「実際は?」
「…一人だよ!
悪いか!」
「悪い。
そしてそれがわかった所で俺は帰る。」
「入ってくれたっていいだろがぁ!
この鬼っ!
悪魔っ!!」
一生ほざいてろ。
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