一匹目

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俺はトンカチを何かを叩く時の持ち方にして素早く窓に叩きつけた。 ガッ 窓にヒビが入った! 「よし…! 今度こそ助かるっ!」 ガッガッガッ 俺は何度も何度も窓に叩きつけた。 そして、 パリーンという乾いた音と共に窓が割れた! 「やったぁぁぁぁっ!」 俺は無駄にガッツポーズ。 「な、何してるですぅ!? 早く逃げるですぅっ!」 「はっ!?」 そうだった。 こうしている間にも壁は凄いスピードで来ている。 早く窓から入らないとぺちゃんこだ。
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