お布団

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全てがイヤになりました。 わたしを取り巻く世界やもの出来事、全てです。 辛うじて息だけはしました。 そのほかは、もうどうでもよくなってしまったのです。 朝の慌ただしさと、雀の鳴き声 気の合う友人との会話、生活 食べること 全てしなくなりました。 父は、そんなわたしをみて 「休めば治る。」 と言いました。 頭が、頭痛と言う言葉ではなく脳みそをかきまわされているように激痛が四六時中はしりました。 気がフラフラしていました。 フルーツさえも食べれず、吐き続け胃液も出なくなりました。 それでも、なにもない顔をしていた父です。 なにを言われても (今更.....。) と思います。
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